行田ロータリークラブ

超我の奉仕

2005-2006年度 国際ロータリーテーマ

超我の奉仕
2005-06年度国際ロータリー会長
カール・ヴィルヘルム・ステンハマー

 朋友ロータリアンの皆さん。
 2005-06年度、私たちは、確固たる基盤および羅針盤となる過去の成功の数々、そして意欲を引き出す豊かな歴史とともに、ロータリーの奉仕の第2世紀へと踏み出しました。私たちは過去の栄光に閉じこもるべきではありませんが、そこから学ぶことは、将来への確かな前進のエネルギーとなるはずです。

 このことを念頭に置きながら、私は、自分の重要な使命を的確に表すテーマを選ぶべく、これまでの世紀にロータリアンが書き記してきた数々の叡智に満ちた言葉に目を向けました。私たちの思考を導き、行動を促すあらゆる感動的なメッセージの中でも、ロータリーの標語「超我の奉仕」の5 文字ほど、的確にロータリーとロータリアンの精神を言い表している言葉はありませんでした。

 1911年、ロータリアンは「超我の奉仕」という標語を熱意をもって採択しました。それは、この標語が、生まれたばかりの組織が発展の途上にある中、その理想を巧みに言い表していたからです。それから95年間、この標語は、私たちが人道的奉仕を遂行し、高い道徳的水準を推進し、国際理解と平和のために活動する上で、根底をなす動機となってきました。私たちの生活に内在するあらゆる事象と同じように、この標語を私たちは自然に受け入れることができます。来たる年度、すべてのロータリアンに「超我の奉仕」の真の意味をじっくりと考えていただく機会が与えられます。そして、この思いやりと寛容の精神に満ちた普遍的メッセージに、新たな思いを抱かれることになると思います。


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