2005-2006年度 国際ロータリーテーマ
朋友ロータリアンの皆さん。 このことを念頭に置きながら、私は、自分の重要な使命を的確に表すテーマを選ぶべく、これまでの世紀にロータリアンが書き記してきた数々の叡智に満ちた言葉に目を向けました。私たちの思考を導き、行動を促すあらゆる感動的なメッセージの中でも、ロータリーの標語「超我の奉仕」の5 文字ほど、的確にロータリーとロータリアンの精神を言い表している言葉はありませんでした。 1911年、ロータリアンは「超我の奉仕」という標語を熱意をもって採択しました。それは、この標語が、生まれたばかりの組織が発展の途上にある中、その理想を巧みに言い表していたからです。それから95年間、この標語は、私たちが人道的奉仕を遂行し、高い道徳的水準を推進し、国際理解と平和のために活動する上で、根底をなす動機となってきました。私たちの生活に内在するあらゆる事象と同じように、この標語を私たちは自然に受け入れることができます。来たる年度、すべてのロータリアンに「超我の奉仕」の真の意味をじっくりと考えていただく機会が与えられます。そして、この思いやりと寛容の精神に満ちた普遍的メッセージに、新たな思いを抱かれることになると思います。 |
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